⇒院長の部屋移転しました
「スタッフの部屋」NEW!
〒731-0112
広島市安佐南区
東原1-1-2
シーブリーズ東原七番館2F
診療科目
心療内科・精神科・神経科・神経内科
【うつ病、不眠症などの睡眠障害、パニック障害、社会不安障害(社交不安)、ストレス、不安、躁うつ病、統合失調症など】
診察 月 火 水 木 金 土
午前 ○ / ○ ○ ○ ○
午後 ○ / ○ ○ ○ ○
休診日 火曜日・日曜日・祝日
【詳しい診察時間についてはこちらでご確認ください】
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【気分障害】
うつ病などの気分障害は国民病であると最近言われています。2011年より企業の健康診断で精神疾患の有無を調べることが盛り込まれるようです。
うつ病や躁うつ病は有名ですが、慢性的に軽いうつ状態が続く気分変調症などの疾患により情緒が不安定となることがあります。
「うつ状態」
ゆううつで気分が落ち込む、意欲が出ない、何をやっても面白くない、悲しい、不安、いらいらする、眠れない、起きれない、食欲がない、性欲がない、身体が常にだるい、疲れる、慢性的な頭痛や肩こり、腹痛がある、などの症状が続く方はうつ病の可能性があります。このような症状が続き重症となると、自殺を考えるようになる場合があり大変危険です。
”うつ病”と診断されている方の中にはうつ状態だけでなく、その経過中に軽い躁状態の期間を認める方がいらっしゃいます。このようにうつ病の経過中に軽い躁状態を認める方は治療方法がうつ病とは異なってくる可能性がありますので心療内科や精神科などの専門医の受診をお勧めいたします。
『うつ病の一例はこちらをご覧下さい』
「躁状態」
普段と異なり気分が高ぶる、機嫌よく誰かれとなく話しかけて回る、普段より活動的になり一見調子が良く仕事が出来るように見える、不必要に高額なものを購入する、自分は誰よりも偉く何でも出来る気がする、情緒が不安定で怒りっぽい、寝なくてもいいと思う、などの症状のため、周りの人達に迷惑をかけるなど日常生活に支障が出てきている方は躁うつ病(双極性障害)の可能性があります。このような状態の時には気が散りやすく自制心を失っており、周りの意見も聞き入れないことが多いため、多額の借金を抱えたり、人間関係が破綻したりし、家族や社会的地位を失ってしまうことがあります。病識が全く無く、クリニックで対応が困難な場合は広島市を中心に心療内科や精神科の専門病院をご紹介させていただきます。
『躁うつ病の一例はこちらをご覧下さい』
「適応障害」
職場や家庭内などのストレスからうつ状態や、慢性的な不安状態、不眠となるなどの精神症状を認める場合や、息苦しさ、動悸、発汗、めまい、震え、手足のしびれなどの身体症状を認めるようになる場合があります。このような方は適応障害の可能性があります。我慢して症状に耐え続けているとうつ病などになることがありますので注意が必要です。
現在のように不景気が続くと失職の可能性や職がある方でも過重労働を強いられることが多くなり、慢性的なストレスに曝されている方が多く見受けられます。ストレスを溜め込まないようにしたり、耐性を上げるようにするなどの工夫が必要です。心療内科や精神科を受診される方にもとても多い疾患ですが、あまり知られていない病名かと思います。皇室の雅子様が適応障害になられたとのことで、「適応障害」の病名は少し世の中に知られるようになりました。
「気分変調症など」
内科などでうつ病と診断されている方の中には上記のような疾患がベースにある方がいます。、境界性パーソナリティー障害など情緒が不安定となることが主症状の疾患は診ておりません。薬物療法や短時間精神療法で対応が難しい方は心療内科や精神科の中でもこれらの疾患を専門とした病院をお勧めいたします。 |