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⇒院長の部屋移転しました
「スタッフの部屋」NEW!
〒731-0112
広島市安佐南区
東原1-1-2
シーブリーズ東原七番館2F
診療科目
心療内科・精神科・神経科・神経内科
【うつ病、躁うつ病、睡眠障害（不眠症、過眠症、むずむず脚症候群など）、パニック障害、不安障害、社会不安障害（社交不安障害）、ストレス障害、
適応障害、認知症、統合失調症など】
診察 月 火 水 木 金 土
午前 ○ ／ ○ ○ ○ ○
午後 ○ ／ ○ ○ ○ ○
休診日 火曜日・日曜日・祝日
【詳しい診察時間についてはこちらでご確認ください】
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■躁うつ病の症例
（双極性障害：躁状態の重い双極I型障害と躁状態の軽い双極II型障害があります）
双極II型障害の症例
30歳 男性 Yさん
Yさんは最近元気が出なくって仕事をするのが辛いと感じるようになっていました。以前にもこのような状態になったことはありましたが、その時は仕事のストレスが原因と考え、上司の勧めもあり、休職したところ調子は良くなりました。その後は大きな問題なく仕事をしているつもりでした。しかし理由なく気持ちが落ち込んで、好きだった魚釣りにも全く行く気がしなくなりました。仕事に行くことすら苦痛で仕方がなくなり一日中横になっておきたいような状態でした。1週間ほど休職しましたが全く調子は良くなりません。上司や家族の勧めでつじ心療内科を受診しました。自分が“うつ”になったのかもしれないと思っていたのですが、認めたくない思いもあり、なかなか受診できずにいました。初診時は妻と一緒に問診を受けました。看護婦さんや先生の診察を受けながら自分の調子を整理していくと、気分が普通の時と落ち込んでいる時、軽くテンションが高い時期があることに気付きました。自分でも時々かなり調子がいい時期があるけど落ち込むこともしばしばあるとは思っていたのですが…。かなり調子がいいと思っていた時期は軽い躁状態であることが分かりました。気分が爽快でよくしゃべり、よく怒り、よくものを買ったりしていたようです。診断は躁うつ病（双極II型障害）でした。うつの時期と、普通の時期が半々で躁状態の時期はちょっとしかないとのことで自分にも当てはまる気がしました。解明されていないが脳の病気であるためお薬による治療が必要であるとの説明を受け、引き続き休養することと、薬物治療を行っていくこととなりました。すると序々気分の落ち込みややる気の無さが改善してきました。2か月間休職することとなってしまいましたが、気分の波もないようでしたので先生や会社の上司とも相談し、少ない量から少しずつ負荷を増やしていくような形で復職することとなりました。復職当初は気分の波がきているのか、疲れなのか分からず不安なこともありましたが現在では調子が良かった時の自分に戻ることが出来、普通に生活が出来るようになっています。
躁うつ病の中でも双極II型障害はうつ状態の期間が長く軽躁状態となる期間が極めて少ないため心療内科や精神科に通院していても正確に診断されるまでかなりの期間を要する疾患として知られています。うつ病と誤診され治療されていることが多い疾患ですが、うつ病は発症が中高年に多いのに対し、躁うつ病は20代と若いことなどが特徴の一つと言えます。病状が安定してもコントロールしていくことが大事な疾患ですので治療を中断したりしないことも大切です。辛い病気ですが心療内科に関する病気の中では治療により改善し易い病気でもあります。悩んでいらっしゃる方は心療内科や精神科、メンタルクリニックなど専門医の受診をお勧めいたします。
この症例はつじ心療内科で治療された躁うつ病の典型例ですが架空のものです。
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